This offering is not approved or endorsed by OpenCFD Limited, the producer of the OpenFOAM software and owner of the OPENFOAM(R) and OpenCFD(R) trade marks. OPENFOAM(R) is a registered trade mark of OpenCFD Limited.
当研究室のOpenFOAM、Gmsh、ParaView関連著作制作物です。導入環境に合わせて自分で心ゆくまでカスタマイズ可能であり、ライセンス数の問題なく実習環境にデプロイメント可能であるオープンソースの利点を生かし、主に教育面での利用に力を入れています。
ParaViewチュートリアル・バージョン3.8対応 (→ParaView Wikiへ)[2010/10/10更新] ParaViewチュートリアル資料(バージョン3.8対応版)の日本語訳を、原著者の方々に了承頂いて、東京大学・今野氏の研究室の方々と一緒に作成しました。全106ページで、ParaViewの使い方に関する日本語資料としては、それなりにまとまったものであろうと思います。前作「ParaViewチュートリアル バージョン3.6」からの主な変更点は、対応バージョンが3.6から3.8に、3.8の新機能であるFind Data、Python Traceに関する解説の追加です。
リンク先から、Japanese Translation of the ParaView Tutorial Version 3.8をダウンロードして下さい(30 MBytes強あります)。チュートリアルの実行に必要なデータも、リンク先からダウンロードできます。The ParaView Tutorial Data (in tar/gzip)またはThe ParaView Tutorial Data (in zip)をダウンロードして下さい。
講義資料 [PDF] [2008/4/18 更新] 上記講義科目用に作った‥‥のですが、上のスライドの方が使い勝手が良いと判明して、結局使っていない(^^;資料です。下記スタディ・スキルズ資料の拡大発展版です。
[2008/8/6] 長いので、分割版を作りました。
simpleFoamMeans-20080808.tar.bz2
gmshFoamは上記演習・講義のために、オープンソースプリ・ポストプロセッサのGmshバージョン2.0.8を改良(主にOpenFOAMデータ・メッシュの読み書き機能を追加)して作成した、OpenFOAM学習用のプリ・ポストプロセッシング環境です。Gmshのポストプロセッシング機能はOpenFOAM標準ポストプロセッシングツールのParaViewと比べて、大規模データの処理に不向きな反面、画面やカラーコンターマッピングの色使いが美しく良く考えられており(学生にも受けが良い)、類似操作に必要な操作ステップ数が全般的にParaViewより少なく、簡単で使いやすく、したがって教えやすいのがメリットです。使い方は上記講義・演習資料をご覧下さい(日本語の数少ないGmsh使用法文書かも)。gmshFoamの評判1、評判2もご参考ください。
gmsh2ToFoamはgmshFoamのpolyMesh書き出しモジュール相当のツールで、オリジナルのgmshToFoamに比べ、physical regionの文字列ラベリング対応、renumberMesh相当の行列バンド幅圧縮機能などの付加的な機能を有します。
gmshFoam/gmsh2ToFoamのQ&Aは、こちらへどうぞ。
本学部の教育用PCクラスタで利用可能なOSがWindowsオンリーであり、かつシステム兼アプリケーションドライブが僅か8GBytesしか無く、仮想環境上での動作が事実上不可能であるため、OpenFOAM-1.3のGUIであるFoamX、patchTool等をCygwinにポーティングしたものです。本ポーティングの成果物は最終的に、OpenFOAM Extensions ProjectからリリースされているOpenFOAM-1.4のCygwin版であるOpenFOAM-1.4-3.cygwin.src.tar.bz2に統合されました。下記のOpenFOAM native reader組み込みのParaViewと組み合わせれば、実質的にフルセットのOpenFOAMが、仮想環境でないWindows上で動きます。本学で実習環境にデプロイメントしたものは、この1.4-3.cygwin版をベースとしています。
上記FoamX-cygwin for 1.3のページは保存的な理由でのみ公開を続けていますので、OpenFOAM Extensions ProjectのVersion 1.4をご利用ください。リリースから少し時間が経っているため、最新のCygwin環境下でのインストールにあたっては多少の修正箇所があります。詳しくはQ&Aをご覧下さい(情報提供くださった各位に感謝)。
[2010/6/24追記] このような熱烈ユーザさんの後押しを受けて、ParaView 3.8、VTK 5.6に含まれてリリースされました。Doxygenドキュメントはこちらとこちらです。
本学部の教育用PCクラスタで利用可能なOSがWindowsオンリーであるため、Cygwin上では技術的に実現困難であったparaFoamとほぼ同等の機能を、ParaView3/VTK側のOpenFOAMデータ読み込みモジュール(vtkPOFFReader/旧称vtkPOpenFOAMReader)として実装しました。むろんLinux、Mac OS X等でも利用可能です。
OpenFOAM-1.5/1.6付属の純正paraFoamと比べて、
本リーダは、Terry Jordan氏がParaView 2.6用に作りかけたまま放置されて誰も手をつけていなかった原作を、ほぼスクラッチから書き直し、実用的なレベルまで大幅改善したものです。また、パッチ選択・フィールド選択などのユーザインターフェイス部分は、Philippose Rajan氏のコントリビューションです。もともとは教育目的で制作しましたが、研究・開発等の現場的な利用をされる方も結構おられるようです(何故か、特にドイツからの反応が多い)。Elmerのお膝元、フィンランドのCSCでも利用頂いているようです。
上記リンク先掲示板スレッドの2007年9月5日の書き込みに投稿したコードです。非定常CFDでお手軽な無反射境界条件としてしばしば使われる、対流流出境界条件を実装しました。定式化は上記論文「日本音響学会建築音響研究会資料AA2007-27」を、インストールと使用法はtar.gz中のREADMEをご覧下さい。当方専門は音響解析ですので、専ら音響解析における吸音境界条件(定式化が全く同じ)として使っています。ですのでCFDではほとんどテストしていませんが、Message Boardでの評判を見る限り、そこそこ使えているようです。
この対流流出境界条件のように、離散化式さえ同じであれば、音響だろうとCFDだろうと、解析する対象の物理現象に関わらず同じコードが使えてしまうのがマルチフィジックスツールキットの面白いところです。
上記論文および、講義スライド「その14」「その15」で使用している、音響伝搬解析ソルバ、上記convectiveOutlet境界条件(音響インピーダンス境界条件として使用)、サンプルケースのセットです。[※サンプルケースは、財団法人小林理学研究所のタイプII試験室をモデルにさせて頂いています。形状データ提供と公開許可にお礼申し上げます。]
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Takuya OSHIMA